アラブ首長国連邦も火星移住計画を発表した。

人類が地球にとどまっていたら滅亡は避けられず、他の惑星への移住が生き残る唯一の方法なのか? アラブ首長国連邦も火星移住計画を発表した。

アラブ首長国連邦が、火星移住計画「Mars Science City」を発表。ますます火星がアツいわけですが、いきなり引っ越しはできません。あれこれ踏まねばならぬステップがり、その1つ目は火星に住む「練習」です。

地球上にて、火星の疑似生活をやろうというのです。仮の火星として広大な敷地を準備し、ここを可能な限り火星に近い状態にします。プロジェクトの参加権を得たエンジニアや科学者は、この中で好きにあれこれ実験、試作品テストをやっていいという夢のような企画。アラブとしては、世界のトップ科学者たちの目を惹きたいという狙いのよう。火星での住居建設、植物の成長など研究したいことは尽きません。

疑似火星に滞在できる期間は1年間。ただし、細かいスケジュールなどまだ不明。ただ、プロジェクトイメージとして、デンマークの建築オフィスBjarke Ingelsが製作した建設予定画像を多数公開しています。砂漠の真ん中にあるドーム型の疑似火星。その中では植物の栽培をする姿が見られます。ミュージアム、公園なんかもありますね。火星移住計画と言われなければ、ドーム型の熱帯パークという感じ。Appleの新オフィスって言われれば、それも信じてしまいそう…。

引用元 BIGLOBE ニュース

スペースXの創業者兼CEOのイーロン・マスク氏も2012年に火星移住計画は100万人規模と打ち出した。NASAも、大型宇宙ロケットSpace Launch System(SLS)の打ち上げ体制を2019年内に整えると発表している。

オランダの非営利団体 Mars One は、2023年に火星への移住を希望する人の募集を正式に開始している。

この移住計画は火星に到着したら、地球に帰る計画はない。