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火星探査車オポチュニティ、スリープモードに。

火星に発生した砂嵐はこの惑星表面を1/4も覆う巨大さに発達し、15年の長きに渡って活動してきた火星探査ローバー、オポチュニティを巻き込みました。6月11日の時点ではまだかろうじて通信が可能だったもののそのバッテリー残量は低下を続けており、6月13日にはすべてのサブシステムをシャットダウンの上低電力モードに入ったことが確認されています。このモードではコンピューターのみが、残電力チェックのため定期的に起動します。ただ、砂嵐がつづけばオポチュニティの動力源である太陽電池パネルに砂が降り積もってしまうことが考えられ、嵐が過ぎ去ったとしても再起動に必要な電力が得られない可能性もあります。さらにNASAはオポチュニティのいる環境が、許容可能な最低温度を下回っていることも付け加えており、そのまま放置すれば故障を引き起こす可能性があることを認めています。

もともと90日間のミッションを予定して火星に送り込まれ、いつのまにか15年近くも火星上を調べ回っていたオポチュニティにとって、突然訪れた今回の嵐は大きな試練となっています。ただ、NASAはまだオポチュニティが故障したわけではないと考えています。この巨大な嵐が去り、ふたたび太陽が姿を見せたときに、太陽電池パネルが必要な電力を起こすことができれば、ふたたび赤い荒野を走る事ができるようになるでしょう。このローバーは2007年にも猛烈な嵐を生き残りました。もう一度それを期待していけない理由はありません。

オポチュニティによる火星での科学的発見には、火星がまだ微生物を育むに足る条件を備えているという証拠も含まれました。またこれまでには忍耐の谷(Perseverance Valley)が地質学的に水や風による侵食で形成されたかを調査してきています。

ちなみに、火星で活動するもう一つの探査ローバー、キュリオシティはこの巨大嵐の被害を大きく受けてはいません。また、オポチュニティとともに2004年1月に火星に着陸した兄弟機スピリットは、2011年にその役目を終えています。

引用元「電圧低下の探査車オポチュニティ、スリープモードに。火星の1/4覆う砂嵐、NASAは天候回復後の復旧に希望(Engadget 日本版) – Yahoo!ニュース

オポチュニティ

オポチュニティ (Opportunity)、正式名称マーズ・エクスプロレーション・ローバーB (Mars Exploration Rover B, MER-B)は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) の火星探査車で、マーズ・エクスプロレーション・ローバープログラムで使用された2台の探査車のうちの2号機である。

2004年1月25日午前5時5分 (UTC) に、火星のメリディアニ平原に無事着陸した。このちょうど3週間前には1号機のスピリットが平原の反対側に着陸していた。これらの探査車の名前は、NASAが主催した学生のエッセイコンテストで最優秀賞を取った9歳の女の子の案によるものである。

探査車は、NASAが想定した耐用期間の10倍以上が過ぎた2014年8月現在も移動可能であり、火星の地質学的な分析を行っている。一週間ごとの活動の状況は、NASAのジェット推進研究所のウェブサイトで見ることができる。

火星上での移動距離は2013年5月16日35.760kmとなり、1972年12月に3日間月面を走行したアポロ17号の月面ローバーの35.744kmの米国記録を破った。2013年6月末には走行距離が37kmを越え、世界記録であったルノホート2号の走行距離記録に並び、2014年7月28日、オポチュニティの走行距離が25マイル(約40km)に達し、ルノホート2号の記録を抜かして、41年ぶりに探査車による地球外の走行距離記録を塗り替えたとNASAが発表した。

引用元「Wikipedia

砂嵐に巻き込まれた火星探査ローバー「オポチュニティ」、残電圧低下の試練に直面

火星探査車オポチュニティは砂嵐に巻き込まれてしまい、この猛烈な悪天候をなんとか生き抜くために身を潜めています。

嵐は6月1日金曜日、火星の周回軌道を回る探査衛星マーズ・リコネッサンス・オービターにより探知されました。その時点で、オポチュニティ周辺の気象事象から、オポチュニティ班は嵐の到来を予期していました。オポチュニティは太陽電池パネルを使っているので、砂嵐はその電力レベルやバッテリーに重大な被害を与える恐れがあります。
6月6日水曜日には、オポチュニティの電力レベルが急激に低下したため、最小運用モードに切り替わりました。この勇敢で小さな探査車は、ずっと嵐にさらされ続けています。日曜日の朝、地球に通信が届きました。これはよい知らせで、故郷と話ができるだけの十分な電力が残っている証拠です。

しかし、嵐はますます激しくなってゆきます。下の写真の中央付近にある青い点が、NASAが予測した嵐の中のオポチュニティの位置です。

現在、いちばんの心配は砂嵐ではありません。バッテリーの最低電力レベルを維持するために必要なヒーターの運用です。オポチュニティが嵐に襲われたのはこれが初めてではありませんが、今回の嵐は最強です。

NASAによると、2007年にオポチュニティが遭遇した嵐では、大気の不透明度(視界の悪さ)は5.5程度でした。ところが、今回のそれは10.8程度にものぼります。

しかし、オポチュニティは小さくても頑丈な探査車です。それは15年以上もの間、私たちの期待に応えつづけています。このローバーは90日間だけ活動できればよいように設計されていたのですが、今も元気です。
これから先も、オポチュニティが火星表面の探査を続けてくれることを願わずにはいられません。

引用元「砂嵐に巻き込まれた火星探査ローバー「オポチュニティ」、残電圧低下の試練に直面 – Engadget 日本版